処女卒業時の痛みについて
・処女卒業の痛み
女性が処女卒業にあたり一番気にするのは卒業時の痛みです。痛みは人によって様々です。ほとんど痛みを感じない人もいれば、激痛と表現する方もいます。
なぜ女性によってこんなに痛みが違うのでしょう。それは女性一人ひとりの心と体の状態が異なるからです。痛みを軽減するサポート方法を以下に記しますので参考にして下さい。
・リラックスできる心理的環境が必要
痛みが起こる原因の一つは膣がしっかりと濡れていないことです。濡れが不十分ですと膣と男性器の摩擦が大きくなり痛みの原因となります。膣から出る分泌液の量は心理的な影響が大きいと言われています。緊張すればするほど分泌量が減ります。多くの女性は処女卒業までじっくりと男性器を見たこともないことが一般的です。たとえ見たことがあってもそれは小さい時の記憶であってそれも父親や兄弟等のものだったはずです。しかし実際の男性器は全く別物です。SEXするときの男性器は通常よりもはるかに大きく固くなっているからです。
初めて勃起した男性器を見た女性にとってそれは驚きと同時に不安を持つことは容易に想像できます。中には男性器に対して極度の恐怖を感じる女性もいるほどです。したがって痛みを軽減するには、まずは緊張を解き男性の体に慣れることがが重要になります。つまり心理的な負担を取り除きリラックスすることが何より必要なのです。
当サポートでは女性が男性の体に慣れていただけるように時間をかけ少しずつ心理的負担を軽減していきます。またローションを用い膣をしっかり濡らしてからサポートするので、個人差はあっても基本的には痛みは軽減されるはずです。女性の不安が少しでも取り除けるよう環境設定に努めています。
・自身の体にあった体位を
イギリスのコンドームメーカー・デュレックス社の『グローバル・セックス・サーベイ』によれば、世界で最もよく行なわれている体位は騎乗位で29%。次がバックで28%、正常位は20%となっています。日本では正常位がノーマルな体位と思われていますが世界的には少数派です。
実は体位と痛みには大きな関わりがあります。意外に知られていないことですが、そもそも膣の入り口の位置は女性によって様々です。一般的に入り口がお腹側にあることを『上付き』、お尻側にあることを『下付き』といいます。当然入り口の違いによって男性器による膣のあたり方が異なります。
『上付き』の女性に適した体位は正常位で、膣と男性器の挿入角度がほぼ一致しているので痛みが少なくなります。対して『下付き』の女性が正常位で挿入された場合、男性器が膣前面にあたるので痛みが大きくなるケースがあります。その場合は騎乗位やバックで挿入することによって痛みを軽減することができます。
SEXにはそれぞれの女性に適した体位があります。したがって処女卒業時の痛みを軽減するには自分の体にあった体位を選ぶことも重要になります。
俗に日本人のSEXは男性任せといわれています。女性は男性にリードされるのが一般的との文化が根強く残っています。対して欧米女性は積極的に自身に適した体位を選ぶことから上記のような結果になったと考えられています。
しかし『下付き』の女性であっても、処女卒業時にいきなり騎乗位やバックでは恥ずかしいと思われる女性も多いはずです。したがって当サポートでは、通常の正常位の姿勢に加え、腰の下に枕を入れたり足の位置を変える等、膣の入り口と男性器の挿入方向が一致するよう支援しています。できる限り処女卒業時の痛みを軽減できるように努めますので不安な場合は遠慮せずご相談下さい。
・処女膜には個人差がある
処女膜の個人差も卒業時の痛みと密接な関係があります。もともと『処女膜』は膜と呼ばれていますが厳密には穴が空いています。そうでなければ生理の時出血しませんよね。この穴の大きさは処女の方では中指がやっと通過できるくらいのものです。したがって処女を卒業するということはこの穴が広がる(裂ける)ということです。痛みの大部分はこれが原因です。しかしこの穴は人によって大きさや形が違います。
例えば激しい運動をしている女性は運動によって処女膜の一部が損傷していることは珍しくありません(損傷といっても処女でなくなったというわけではなく一部が裂けているという意味です)。またオナニー経験のある女性の中には膣の中に指を入れる方もいます。どちらの場合もそうした行為によって穴が少し大きくなってます。
さらにオナニー経験のある女性はある程度感じ方を知っているので膣が濡れやすく男性器も挿入しやすくなっています。
勃起した男性器は一般男性の場合、中指3~4本程度の太さなので処女膜の穴の大きさやオナニー経験の頻度によっても痛みは当然変わってくるのです。
当サポートではこうした個人差を踏まえ卒業時の痛みが少なくなるよう時間をかけて少しずつ進めていきます。無理な挿入は痛みを増長させるだけなく激痛がトラウマにもなりかねません。したがって実際のサポートでは必ず女性の意思を確かめながら進めていきます。不安や希望のある場合は遠慮なくご相談下さい。